WEB拍手をContact Form7で運用した際のメリット/デメリットと代替案など

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突然ですが、定期的にこの記事に対して拍手をいただき続けています。

サイトを作る人が増えていて、かつWEB拍手を設置したい人がいるんだろうなあとか
どんな感じで機能するのか試しに押してみたかったんかなあとか
色々と楽しく考えているんですが…ってちょっと調べたら
キーワード上位記事になってたんですね!!
とはいえ、上の記事には使ってみてどうだったかの情報は、正直全然書いてない!!

なので改めて、Contact Fomr7でWEB拍手を運営しているぜ!
実際使ってこんなことがあるぜ!というレポをしたいと思います。
今後、WEB拍手を置きたい方の参考になれば。

実際に使用しているWEB拍手フォーム

普段は画面下部に置いてますコレです。

    拍手していただきありがとうございます!
    とっても励みになります。
    お礼イラストは下のリンクよりどうぞ!

    拍手お礼ページ



    お名前

    メッセージ

    ボタンを押すと拍手が押されたことになり、↓のテキスト部分(ここをクリックすると~)を押していただくと、一言ぽちメッセージやお名前、
    文章を残せるテキストブロックが顔を出す仕組みです。
    (送信自体はWEB拍手ボタンを押すことで行なえます)

    これはContact Form7の機能内で作られていて、こちらのnoteをほぼ丸パクリしたものです。

    WordPressの問い合わせフォームプラグインContact Form 7をWEB拍手っぽく使う|りう
    2023.3.9追記  お詳しい方が助けてくださいました! そのため、下記の未花月葉様のnoteの見出し4以降をご参考にしていただくのがお薦めです!  今ばたばたしており、実際には試せていないのですが、断然の末花月葉様のnoteの方がいいと...

    CSS・HTMLの知識が0だと、ただの謎の文字羅列で意味わかめ!になる可能性が激高です。
    特にカスタマイズを施したい場合、「Class」「id」がある程度わからないと、探すのが大変かもしれません。
    (ベタパクでも全然使える優秀なものなのですが!)

    Contact Form7×WEB拍手のメリット

    私は以前、公式のWEB拍手を使っていたのですが、こっちに変えてから「よかったな~!」と思うことが増えましたが、以下の点が特にメリットだと感じてます。

    1. どのページで押されたかわかる
    2. Flamingoでログを見やすく残せる
    3. WordPressに最適化されている
    4. お礼絵(お礼リンク)に誘導できる

    どのページで拍手が押されたかがわかる

    以前の記事にも書きましたが、公式のWEB拍手は、もらった拍手の数はわかっても
    どのページに対してのものかがわからなかったのが苦しいところでした。

    でも今回の拍手に変えて、どのページに拍手をいただいたのかが一目瞭然になったので
    「この記事は人気があるんだな~」と参考になります。

    Flamingoでログを見やすく残せる

    Contact Form7には、頂いたメッセージのログを残す「Flamingo」という追加プラグインがあり、それを利用して一括閲覧・管理できます。

    私は拍手を頂いた際にメール通知しないようにしているので、
    実質の拍手管理画面といったところでしょうか。

    こんな感じで一覧が見られます。

    WordPressに最適化されている

    WordPressプラグインなんだから当然なんですが、導入が楽です。
    テキストリンクやボタンリンクでWaveboxに飛ばす~とかならいいんですが、Google Formを埋め込むとページ表示速度どうなんやろ…とか思っちゃうので。

    また、Contact Formは有名プラグインなだけあって、カスタマイズ事例も豊富。
    「こんなデザインにしたい」と思って検索した時にHitしやすいのはいいことだと思います。

    お礼絵(お礼リンク)に誘導できる

    正直私が一番求めていた機能はコレでした。
    というか、これが出来るから選んだレベル。

    他のWordpressのいいね系プラグインは、押したあとに別ページや別リンクへ誘導できるものが(探した範囲では)なかったんですよ。

    私は「拍手にはランダムお礼絵置きたいよなあ?」っていうタイプなので、
    押してくれた方に「ありがとう!」って意味でリンクを貼りたかったんです。

    このボタンでは、送信ボタン(WEB拍手ボタン)を押したあとの「メッセージは送信されました!」という部分にリンクを貼ることで、「拍手してくれた方だけがリンクを踏める」設定になっています。

    こうこく!

    Contact Form7×WEB拍手のデメリット

    機能的なデメリットはない!と断言できるのですが…。

    1. 導入ハードルが高い
    2. スパムがくる

    導入ハードルが高い

    最初の方にも書きましたが、こちらのカスタマイズは以下の知識が必要です。

    • 多少のCSS・HTML
    • Contact Formの構文(タグ)

    ひとつひとつ見たり調べていけばちゃんと理解出来るのですが
    「そこまでしてこれ使う必要ないかな…」って思う方も出てくるんじゃないかなと。

    私はどうしてもお礼絵リンクを押したあとに貼れるようにしたい!という思いでやりましたが、
    それが必要じゃなければ、代替案は結構あると思います(後述します)。

    スパムがくるぅ…

    スパム来ます。

    ただ、検索避けをしているサイトだったり、.htaccessでjp以外弾いてるぜ!ってサイトであればかなり軽減できると思います。

    私は一次創作メインなので検索避けをしていないどころかちょっとSEO対策もしてるレベルなので、スパムが来やすいかもしれません。

    大体くるのはロシア系言語なので、ロシアipを弾きまくるのも手です(めっちゃ数多いからダルいけど)。まあ日本からのスパムも来ますが…。

    仮にスパムが来ても、スパムフラグ立てるかゴミ箱に放り投げればOKだと思っているのと、来ても1日1~3通くらいなので自分は気にしてないです。「アクセスしてくれてありがとうな!」って感じです。トラフィック上げていってくれ…!

    代替案を考えてみる

    Contact Form7以外の代替案は色々あります。
    なんの機能が欲しいか?ってのがポイントになると思うんですが…。

    WP Ulike

    WordPressプラグインの「WP Ulike」は、簡単にいいねボタンを設置できます。

    いいね数の表示・非表示、どのページにいいねされたかがわかるようになっているので、
    簡易的なWEB拍手が欲しい方はこれで十分かなと思います。

    ただ、メッセージ送信機能はありません。

    WP ULike – All-in-One Engagement Toolkit
    投稿、コメント、フォーラムのいいね / きらいボタンを使用してユーザーのエンゲージメントを監視し、包括的な統計情報から洞察を得ます。

    Wavebox

    外部サービスのWaveboxを組み込む方法。

    Wavebox👋 | 匿名で気軽に応援できる絵文字箱
    Wavebox(ウェーブボックス)は、匿名で絵文字のリアクションを届ける & 受け取るメッセージツールです。

    こんな感じでボタンを作ってリンクさせるのがいいのかな。
    直接埋め込んでもいいかなと思いますが、このへんはもう好みということで…。

    これだとメッセージの送受信もできますし、管理も簡単だと思います。
    ただ、自分のサイト内で管理が完結しないので、それがイヤという方は難しいかも。
    あと文字数制限もあるので、そこもネックかな?

    まろやかWEB拍手

    WordPressでのWEB拍手ならこれ!って感じだったプラグイン。

    まろやかWEB拍手 for WordPress | まろやかPHP
    PHP中心のスクリプトやWordPressプラグインを配布しています。

    しかし古いバージョンのPHPにしか対応していないので、自身で少々書き換える必要があります。

    【WordPress】まろやかWEB拍手 for WordPressをPHP8に対応させる方法|未花 月葉
    ※この記事は元々、Tumblrに掲載していたものを移植したものです。   まろやかWEB拍手 for WordPressをPHP8に対応させる方法(2023/02/01) はじめに 個人サイト主の多くの方がPHP8へのアップデートにより諦め...

    こちらの解説記事を参考にされるといいのではないでしょうか。
    私は自分で使っていないので、これ以上のコメントは出せません。ごめんなさい!

    Contact Form7カスタマイズよりも変更部分が少ないので、
    ソースとか全然わかんない!っていう方でもシンプルに使えるかも?とは思いました。

    ただ、ボタンをもっと可愛くしたい!とかカスタマイズをしようとすると
    結構大変そうな感じがしました…(リンク先noteを見た限り、ですが)。

    いいねボタン・改

    「do」さんで配布されている「いいねボタン・改」。

    個人サイト向けいいねボタン・改 配布ページ | do - 創作・同人サイト制作支援サイト

    こちらは本来Wordpress向けのものではありませんが、
    phpをいじればWordpressへの設置が可能です。

    ちなみに私はこちらをてがろぐを使用したつぶやき「まろぐ」に設置しています。
    (使ってみたかったので…)

    ただ、調べてみるとこれ結構いじらないといけないので、Wordpressのカスタムに慣れていない人だとちょっとつらいかもです。

    CSSはいじれてもphpは結構怖いって方もいるでしょうし(自分がそう)。

    あ、あとこれはコメントを送っていただくことはできないですね。
    別途フォームを作っておく必要がある…となると、WP Ulikeでもいいような気も。
    (連打可能不可能の違いはありますけども)

    Googleフォーム

    みんな大好きGoogleフォーム。
    WEB拍手みたいにラジオボタン1個選択してもらってポチ!とか、
    任意で長文感想を書いてもらうとかできそうです。

    ただ、個人的には埋め込むのはあんまり好きじゃないのと、
    「WEB拍手か?」って聞かれると違いますね…ってなっちゃうかも。

    組み合わせで考えてみる

    「WEB拍手と匿名フォームを置きたいけど、Contact Form7カスタマイズほどの機能はいらない…」という場合、それぞれの要素を組み合わせる方法も。

    いいねボタンは「WP Ulike」を採用し、その下にContact Form7でテキストボックスを作成、送信できるようにする…など。

    いいねを押し、かつメッセージを送る場合は2種類のボタンを押さないといけないことにはなりますが、今使っているWEB拍手もメッセージを送る場合は1クリックという手間がかかるので、作業量として差はないと思ってます。

    むしろ、メッセージ枠が見えるぶん、感想がもらいやすいかもしれないですよね!

    こうこく!

    個人的なまとめ

    今回改めて考えてみたんですけど、

    シンプルな「いいねボタン」だけあればいい … WP Ulikeで必要十分だと思います。
    旧来のWEB拍手的なものがいい!カスタムに抵抗なし … まろやかWEB拍手がラクかも。
    旧来のWEB拍手的なものがいいけど、カスタムは抵抗あり … Waveboxへのリンクが手軽に思います。(文字数制限注意)
    自分みたいな運用がしたい … 頑張ってカスタムしよう!

    って結論にたどり着きました。

    結局「どこを譲って、どこを譲れないか」に帰結してしまうのですが、
    私の場合は「絶対にお礼絵リンクを表示させたい」が譲れないところで、
    「そのためなら多少めんどくさくても頑張る」が譲れるところでした。

    その結果今のWEB拍手になり、自分はとっても満足しています。

    大したこと書いてませんが、WEB拍手設置で迷っている方の参考になれば幸いです!

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