私はこのサイトを「ポートフォリオサイト」と冠しながらも、
色使いについての話とか、印刷レポなど、いわゆる「情報的な記事(以下情報記事)」もサイトに置いています。
最近は創作者さんのサイト運営が増えてきて、
「情報も発信したいけど作品も置きたい」
「でもこういうのって分けたほうがいいのかな」と
思っている方もいるんちゃうかな…と密かに思っています。いないかもしれないけど。
ちょっと真面目に、私が情報系の記事も置いている理由とか所感を書けたらと思います。
私が作品サイトに情報記事を置く理由
実は当初は、情報的な記事はこのサイトには置かず、姉妹サイトの「まろっぱげ。」に任せる予定でした。
(実際、初期の印刷レポはそちらに掲載しています)
「MaRoNica(ここ)」は作品展示サイトとして立ち上げたので、
純粋にコンテンツは作品だけだったらいいなと思っていたからです。
でも、運用していくうちにその考えが変わり、
「絵に関するコンテンツはこちらで発信したほうがいいな」と思うようになりました。
信頼性を少しでも重視した結果
その理由のひとつが「書き手への信頼性」。
例えば「1万円の色鉛筆セット」を、
普段ゲームの話をしていて、絵を描いているのかわからないAさんと
普段から色鉛筆でイラストを描いているBさんが紹介していた場合、
Bさんの情報の方が信用できるな…と思いませんか?
このサイトでは少なからず作品を置いていますし、
「このくらいの絵やマンガを描く人間がこう言っているのか」
という指標のひとつになるかなと思ったからです。
「私自身」のファンを増やしたい
私は自分の作品のファンというよりは、自分自身のファンになってもらいたいという気持ちが強いです。
例えば二次創作の作家さんで「ジャンルが変わってもついていきたい!追いたい!」って思われる人になりたいなーっていうイメージです。
「絵は好きだけど作者は好きじゃない」よりも、
「絵はどうでもいいけど作者は好き」を取りたいと思っています。
そのためには複数のアプローチを持っていたほうがいいと考え、
イラスト関連の記事もこちらで書きました。
(サイトのWEB拍手で質問を頂いたのも理由のひとつです)
個人的には、作品が好きと言っていただけることも最高に嬉しいのですが、
日記を気に入ってくれて「こいつの作品1個もしらんけど、なんや書いてることおもろいねん」なんて言ってくれる方も出てきてくれたら最高です。
まだ見ぬ方へのアピール
一定の有用な記事が書ければ、何かしらのご縁が結べないかな?というやましい気持ちです。
記事も作品も同じサイトであれば、両方目を通してもらえる可能性があるわけで、
絵はそうでもなくても、文章を気に入っていただければリピーターになっていただけるかも…!?と。
もちろん単純に読み物として面白い!と思っていただけて、
ブログにも目を通してもらえたら本当に嬉しいですね。
情報から作品への流入への期待は過度に持たない方がいい
「情報記事から作品にも目を通してもらって…」と、
作品への導線のひとつとして、情報記事を使えればいいんじゃない?と思う方も多いと思います。
もちろん、私も考えています。
が、そこは切り分けた方がいいとも思っています。
情報を求める層と作品を求める層は一致しない
ほんとこれ!!!!
あなたが、何かの情報を得たくて検索した結果、とあるブログの記事が目に留まりました。
「この記事に自分の知りたかったことが書いてあるかも!」と思い、クリック(タップ)をします。
そして記事を読んで「ふむふむなるほど…」と納得した後、どうしますか?
タブを消しますよね…?
私も普段やっていることなので理解が過ぎるのですが、
欲しい情報を得られたら、そのサイトは「用済み」になっちゃうんですよね…。
また、有用な情報を発信しているがために、
その情報へのアクセスは集中するけども、自分の作品には全然アクセスがない…というパターンもあります。
私のサイトではこのWEB拍手の記事が人気ですが、
そこから作品を見て下さる方は…?という感じ。
WEB拍手をContact Form7で運用した際のメリット/デメリットと代替案など
多くの方にとって興味を持っていただける有用な記事を書けた、それはとっても素晴らしいことです!
ただ、それを受けて「誰も作品を見てくれない…私の作品には価値がない…」と凹んでしまう方にはオススメしません。発表場所を分けたほうがいいと思います。

日記のアクセスは多いのに作品には…って悩むのと同じになっちゃうので、それならすぱっと辞めちゃったほうがいいと思います!
導線などを工夫すれば見てもらえる可能性も十分にあると思う
ちょっと悲しいお話を書きましたが、
だからといって、絶対に作品に誘導できない…ってこともないと思っています。
例えばおすすめのイラスト教本のレビューを書いて、
その本を参考にして出来上がったイラストがこちらです!と作品ページへのリンクを貼るとか。
このへんはどこまで作品に誘導できる記事を書けるか、
内容に照らし合わせた作品になっているか…など、考えることが増えるので、
私はあまり考えてません。
情報記事の文章を読んで「この人のことをもっと知りたい!」と、
書き手に対して興味を持ってもらえれば、
作品や他の記事も見てもらえる可能性がぐっと上がると考えています。
実際に記事を置き始めてからの所感
いうても、情報ブログにあるような記事は殆どまだ置いていませんが…
それこそ印刷レポとか、WEB拍手記事とか、色の記事とかなので3つくらいかな?
検索で来てくださる方が増えた
これは本当に実感してます。
特に何度も出ているWEB拍手関連は、検索で来て下さる方が多いですね。
ただ、先述した通り、検索を使っている方は「欲しい情報を求めている方」とイコールなので、
作品まで見てくださっているかは…どうだろ?って感じです🤔
拍手のメッセージが減った
これは記事を置いたのが理由とは言えないし
感想をいただける作品を作ればいいだけの話なので
わざわざ挙げて書くことかいな、って感じではあるのですが…
作品を置いていただけの時に比べたら減ったかなーって感じです。
拍手自体をいただくペースは微増したので、
単純に記事に対して気軽に押していただけてるのかなと。
ちなみに情報記事に対しての感想はいただいたことはありません。
(こういうのはもらう方が稀だと思うので、特に気にならないです)
コンテンツが増えて満足
サイトのコンテンツは自分で好きにできるからこそ、
何を置けばいいかな…と迷走しがちな時期もありました。
更新速度があまり芳しくなかったこともあって、
印刷レポートとか、こういったサイト関連の記事とかを入れることで
コンテンツの充実に繋がるのではと、個人的には満足しています。
自分のサイトなので好みの問題、という結論。
個人が作るサイト(ブログ)なので、結局は自分の好みの問題だよね、
というお話に着地してしまうのですが、
以下に該当するならひとまとめにしたほうがラクだと思います。
逆に、純粋に作品だけをみてほしい方や、コンテンツへの個別アクセス数が気になる方には向かないです。
素直にわけるか、情報発信をやめちゃったほうがいいです。
私個人としては、サイトの日記とか情報発信も目を通したいタイプなので、
色々書いてくれるサイトが増えたらいいなーと密かに思っています!
そんなサイトやってるよ!って方がいらっしゃいましたら
ぜひ遊びに行かせてください😊