もうなんやら1年近く?描き続けている「どうせ行き着く先はハッピーエンド」ですが、ようやく大学編のラストまでアップできました。
一番描きたかったのはここだったので、やっとかーという気持ちと、
もっと色々出来ることがあったなーという気持ちが混じってて、ちょっと複雑だったりもしますが。
途中スランプみたいになったり、話全部描き直したりもして、結構な難産でしたが、終われば終わり!と、スッキリしています。
どんつきは描き出す前から大きなエピソードをいくつか考えていて、そのひとつがこれでした。
単純に悠介を嫌な当て馬キャラクターにする気は全く無くて、むしろこの話では彼を主役にしよう、という気持ちで描き進めてました。
彼からしたら今までとは全く違うタイプの人を好きになってしまった。
どうしたらいいんだろう、だけど好きって気持ちはどうしようもない。
行動力があり、自分から色々を道を切り拓くタイプの悠介は、勢いで色々やっちゃうわけですけど。
泉澄から、同性の恋人がいることを明かされた後のセリフが、一番描きたかったとこです。
「自分は男性を好きになれないから」と言われたら、「そりゃそうだよな」と納得出来るのに、どうして男性を好きになれる人なのに、そこを責めてしまうのか。
言ってることはめちゃくちゃ破綻してて理不尽なんですけどね。
男性も好きになれるなら、自分にもチャンスはあるわけなんですよ。
だけど、どうせフラれるなら「男が好きになれないから」の方が、「世間の常識的に」そうだよね、と納得できちゃうというか。
そういうところを、あくまでマジョリティな立場で生きてきた悠介に言ってほしかった。
本当はもっと全体的に鬱々した……というか、シリアスな話だったんですが、ハッピー感がねぇなと思って結構落としました。
悠介もケロッと元気になってますけど、あれは彼の特性というか、チャームポイントです。
一応4コマだし、ある程度1P内にオチないといかんな?と。
最初の構想に比べると、4コマ度は4割くらい上がってるかも。
でも最近4コマって形式も辛くなってきたんで、もうちょっと違う形式で描いたり、また4コマしたりと柔軟にやっていこうかなとも考えてます。
あとは、悠介と竜也の話もちょっと書きたいものがあって、これは小説にチャレンジしています。
この二人の話もなんだかんだ、ちょっと書きたいやつ。