【Coloso】色彩・モチーフから完成後まで丁寧に学べる|憂先生講座レビュー

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今回は憂先生のイラスト講座「「なんとなく描く」を卒業するイラスト講座 ― 色彩とモチーフで説得力をつくる ―」を完走したのでレビューします!

個人的には「0から10までだけじゃなく、その先までもしっかり道筋を見せてくれる、良質なメイキング講座」でした!

講座の基本情報

講師名憂先生
講座タイトル「なんとなく描く」を卒業するイラスト講座 ― 色彩とモチーフで説得力をつくる ―
講座時間28時間49分
配布資料講座内容PDF・作業途中及び完成PSDファイル
講座ページ👉講座ページはこちら(Coloso公式)

独断と偏見の講座チャート

講座の独断と偏見チャートです。チャート基準はこちら(ポップアップで開きます)

初心者向けかどうか
初心者
上級者
座学か実演か
座学中心
実演中心
作例の数
少なめ
多め
理論と感覚
理論多め
感覚多め
資料の数
少なめ
多め

講座の全体的な構成

こちらの講座は、「一枚絵のアイデア出しから完成、さらに完成後の振り返りまでを通して追う内容」となっています。

講座の内容通り、

  • モチーフ・アイデア出し
  • ラフ
  • 線画・下塗り
  • 色塗り
  • モチーフ作り
  • 影・光入れ
  • パーティクル入れ
  • 加工・仕上げ
  • フィードバック

という流れになっており、
座学でじっくり学ぶというよりは、先生の実演を見ながら、その中で考え方や技術を学んでいくタイプです。

この講座を購入した理由

こちらの講座を購入した理由は、タイトルにある色彩設計が気になったことと、モチーフを使ったイラストに惹かれたからです。

装飾がいっぱい入ったイラストって素敵で憧れるんですが、自分ではなかなか…。
少しでも何か自分に取り入れられそうなコツはないかな?と思い受講しました。

あと、正直7日1,000円で受講したので、資料だけでも実りがあればいい!という気持ちだったのも本音です。

結果、知りたい部分はしっかり知れたので満足度は高かったですね!

講座で印象に残ったこと

個人的にこちらの講座で印象に残ったのは、以下の4点です。

細かすぎるくらい丁寧な実演解説

個人的に一番感動した部分なんですが、本当に細かすぎるくらい丁寧に解説をしながら実演をしてくださいます。

こういった講座の場合、実演に入ると無言になってしまうのが不満…という方も
いるかと思うのですが、ご安心ください!
先生はめっちゃ喋ってくださいます。

一部無言区間もありますが、その際は画面上にアナウンスが出ます。
制作中(色塗りあたりだったかな?)2回ほど見ましたが、いずれも無言区間は15分ほどだったと記憶しています。

特にすごいと感じたのが、ツールを変えた時などは必ず「今◯◯に変えました」と仰るところ。

こんなん細かく作業していたら無意識にやることもあるでしょうに!

さらに、無意識だったり、手癖でぱぱっと何かしらの行動をした後でも、
「今やったこれはこういう意味で~」と、きちんと意図や行動の内容も改めて解説してくれます

機能についてもかなり丁寧に解説してくれますので、クリスタに慣れていない方や、
機能を把握しきれていない方でも「先生が何をしているのか」が非常に追いやすく親切です。

また、先生の塗り方なども平易なものなので、「やってることはなんかすごいんだけど真似できねぇ…」といったこともありません。

また、日本語音声なので字幕はありませんが、
先生の声が本当に聞きやすくて!初めて聞いた時に綺麗すぎて「AI音声か?」と疑うレベルでしたw

実演中は先生が悩むシーンも多くあり「ああ、こういうところで悩んだりするんやな~」とか、
その試行錯誤に共感することも多く、講座を受けながらほっこりできました。

声の好みはあるかもしれませんが、私はかなり好きな声質の方で、全く苦になりませんでした。
1.5倍速にしてもめっちゃはっきり聞き取れます。

モチーフと資料の扱い方が個人的に一番役立った

私がこちらの講座を購入した理由の大きなひとつがモチーフについて!

実際講座の中でも、連作(光ちゃんと闇ちゃん)の絵のために
モチーフを作る過程が収録されていますが、
その作り方や参考にするアイデアなども非常に勉強になりました。
(動画内で紹介されていた本はすぐ買いましたw)

キャラクターに装飾するモチーフの扱い方や入れる・入れないといった判断などの基準も明確で、
世界観を構造するために、いかに上手くモチーフを使うかという点は、今後自分の絵に活かせそうです。

加えて、実際にイラストに入れるモチーフを作る際の画像サイズやクオリティについても
どこまであればよいのかの目安がわかり、これもありがたかったですね!

そして先生の神話周りの知識の豊富さにニッコニコでした!
もうポンポン出てくるからすげ~!!って一人で感動しました。

復習にもかなり便利な細かい資料群

講座の配布資料は
・講座内容(座学系)のPDF
・実演PSD(段階ごと)

の2種にわけられます。

特に後者の実演PSDですがかなり細かく段階的に保存されており、
ラフ→下絵→線画(ペン入れ)→枠作り→下塗り…など、
1工程ごとにそれぞれあるので、後から復習しても「一気に内容が飛んで、結局何が起こったのか…」になりづらいです。

特に初心者の方ですと、1工程でも大きな違いになることもありますので
めっちゃ親切やな~!!と思いますね。

もちろんレイヤー未統合で、きっちりフォルダ分けも完備。
非常に参照しやすい内容になってます。

使用しているブラシについても一覧が用意されており、CLIP STUDIO ASSETSのコンテンツIDまでまとめられています。こういう細かいところまで「受講者があとから追える」ようにしてくれているのが親切!

完成して終わりではなく「次の一枚」まで考える

一番最後の講ではフィードバックのやり方も教えてくれています。
なんかね、PDCAを回せ~とかそういうの苦手…って方もいると思います(私もそう)が、
もっと楽に、もっと楽しく
今回はここまで出来た、じゃあ次はどうしてみようかな?」くらいまで
優しく持っていけるような方法…に私は感じました。

実例として、今回の講座で描き上げた絵を先生自身がフィードバックしているので、
「こういう感じでやればいいんだな」ってのがわかりやすいのもありますね。

実際私も取り入れてみようと思って、ツールを用意しました!

受講前に知っておきたいこと

今回は「知っておきたいこと」として、講座の販売ページから受けた印象とちょっと違ったかも?という部分を中心に、メモ的にご紹介します

色彩理論は基礎中心

サブタイトルにも入っている色彩ですが、
座学で取られているのは30分程度で、その内容も基本的な内容で収まっています。
(色相環や補色・有彩色や無彩色・トーン・イラスト内での色の配分など)

そのため、色彩理論に期待しているのであれば、他の色彩系の講座の方が座学もガッツリあっていいんじゃないかなと思います。

先生の過去作品を例にして、意図とともに紹介してくれる部分もあるので、
先生のイラストを基準に色彩を学びたい方ならありかも?

新しい描画テクニックを大量に覚える講座ではない

先生は塗り方などはとてもシンプルで、
技術で押せ押せ!というタイプの方ではないように思います。

なので、この講座に「イケてる描画技術テクニック」を期待していたら、
ちょっと方向性が違いますね。

とはいえ、逆に言えば「シンプルなので誰でも再現しやすいやり方」だとも言えます。
先生の塗り方が好きであれば、じっくりと作業過程が見られるのでおすすめです!

反射光は「先生の表現方法」として見た方がいいかも

これは一番私が講座で見てて「むむっ?」となったところなのですが、
先生が扱う「反射光」は、韓国系の先生が扱うような「光の原理」における反射光というよりは、
デザイニングされたライト(配色)っぽい印象を受けました。

それが悪いとか間違っているとか言いたいわけではなく、
絵の中で素敵に使われているのでいいじゃん!って話ですが、ちょっと混乱する方もいるかも?とは思いました。

28時間49分は…長い?

まあそれ以上に長い講座もよく買っている私ですが…!

結論としては「長いと感じる部分もあった。でも、メイキングが好きならむしろありがてえ!じゃないかな」です。

先ほど書いたことと被っちゃうんですけど、
とにかく何かしら喋ってくれますし、1.5倍速でも聞き取れるほどのクリアな声をお持ちなので、
1.2~1.3倍速デフォでも余裕だと思います。

話す内容も、今している作業について「別のやり方をする場合はこうしている」といった実用的なものが多く、
正直なところ、メイキングがメインとなる講座は作家さんのファンじゃなければ満足度が下がってしまうこともある中、きちんと学べる「講座」として成立していると感じました。

逆に言えばメイキング部分に興味がなかったら長いかも…。
細かくフェーズを分けてくれていますので、PSDを先にチェックして、気になった部分だけ見るってやり方もいいかもしれません。

こんな方におすすめ!

というわけで、今回の講座はこんな方におすすめです!

  • 一枚絵を最初から完成まで作る流れを見たい
  • プロが制作途中で何を考えているのか知りたい
  • モチーフや資料の扱い方に悩んでいる
  • CLIP STUDIOの操作も含めて丁寧な実演が好き
  • メイキングを見るのが好き
  • 完成後の振り返り方法まで学びたい

座学はかなり少なく、先生の実演(メイキング)を追う形なので、
座学が苦手で実演ばっちこい!な方にもおすすめです。

また、当然ですが先生の絵が好き、あんな感じで描きたいと思っている方にも超おすすめです。
色を選ぶ基準や、「◯◯だから▼▼の色を選ぶ」と明確に意図を伝えてくれるので「なんとなく感覚で選びます」ってことはなかったです。

総評・まとめ

まとめですが、
私は今回モチーフの扱い方や作り方、合わせ方(馴染ませ方)などが
メインで知りたいこともあり、非常に満足できる内容でした。

しかも7日間1,000円だったので、コスパも激高すぎます。

ただ、無期限価格で購入するか?と言われると…個人的には100日受講でも十分かなと思います。
資料が充実していることもあり、無期限で買い直そう!ってほどではないかな、というのが正直なところかも。

とはいうものの、キャラモチーフの選び方(マインドマップ)から
フィードバックまでの丁寧な作りと、
細かすぎるといえるほど親切心に溢れる資料、
先生の穏やかな語り口などなど、魅力的であることは間違いなし!
全編を通じて満足度が高い講座でした。

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