【Coloso】目から鱗が落ちまくったマンガ講座!梵辛先生講座レビュー

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実際に受けた講座を個人的な目線でレビュー!

記念すべき初回は「梵辛」先生のマンガ講座「 SNS発信で商業作家へ!SNS活用と収益化に向けた漫画企画 」です。

詳細レビューや使い方ガイドなどのColosoまとめページはこちらから!

講座の基本情報

講師名梵辛先生
講座タイトルSNS発信で商業作家へ!SNS活用と収益化に向けた漫画企画
講座時間全21講 14時間 53分
受講環境2025年秋ペイバックキャンペーン(資料DLなし)
視聴状況全工程視聴済
配布資料不明(キャンペーン利用のため)
※詳細は本文注記参照
詳細なカリキュラムはこちらから!

独断と偏見の講座チャートと一言感想

講座の独断と偏見チャートです。チャート基準はこちら(ポップアップで開きます)

ペイバックキャンペーンで受講したため、具体的な資料の内容は把握出来ていません。
(察するに授業で使用したpdfや完成原稿/イラストかと思います)
そのため、「資料の数」については参考にならないことを明記しておきます。

難易度
初心者向け
上級者向け
座学か実演か
座学中心
実演中心
作例の数
少なめ
多め
理論と感覚
理論多め
感覚多め
資料の数
少なめ
多め

先生の実演もありますが、一緒に手を動かすというよりは先生の実例を見て「やり方を把握する」という方向でした。

資料の具体例も多く、見て「え、でもこれってどういうこと?」と疑問が湧きづらいのも嬉しい!

講座の全体的な構成

この講座では

  • 商業マンガと個人制作マンガの違い
  • 基本的なマンガの描き方(話の構成/コマ割り/展開など)
  • SNSでマンガを発表する際の効果的な方法
  • 自分のマンガの二次使用による横展開

といった内容が学べます。

特に充実しているのは「基本的なマンガの描き方」で、先生自身も講座内で
「イラストは描けるけどマンガが描けない人に対して、マンガは難しくないよと伝える内容にしたい」と仰っていたように、
「マンガって難しいんでしょ?」という最初のハードルを優しく下げてくれるような内容です。

じゃあすでにマンガを描いている人間からすると意味がない内容か?と言われると全くそうではなく、
個人的には「すでにマンガを描いているけどもうちょっとレベルアップしたい」、
「もっと表現の幅を増やしたい」、「SNSで見てもらえるマンガを描きたい」といった方にも十分に刺さる内容だと思いました。

また、すでに創作していても「自分は短編しか描けなくて……」という方、逆に「自分は内容を考えると長編ばかりになってしまう。もっとコンパクトな話を描きたい」という方にとってもおすすめ!

私は後者なので「短編はこうしたらいいのか!」と目から鱗の部分がいっぱいありました。

この講座を購入した理由

すでにマンガを描いていましたが、もっとマンガの表現方法をレベルアップさせたいと思っていたこと。

特にコマ割りや演出、ページの構成に苦手意識が強くあり、そこを払拭したかったのもありますね。
これマンガのほとんどなのでは???

これまでいくつかマンガの講座も購入してきましたが、私がすでに持っている知識だったり、「悪くないんだけどもっとこう、刺さるものが欲しい!」と思っていました。

講座のカリキュラムを見て「これは私がほしかった知識!」と思えたのが一番でしたね。

じゃあなぜペイバックで買ったのか?と思われた方もいると思います。

それは、マンガ講座は個人的に当たりハズレが大きいからってのが100%!

マンガ講座に限った話ではないですが「カリキュラムでは良さそうなんだけど、実際見てみたらなんか違うな?」ってこともまあ…あるんですよね。
イラスト講座に比べるとマンガ講座のほうが「あれ?」って思った回数が多かった、と書く方が正しいかも。

ペイバックは期間限定ではあるものの、該当講座をすべて閲覧できるので、実際の動画を見て「これは自分に必要なものか」を判断出来ると思ったからです。

わかりやすい理論と説明が本当に良かった!

ここからは講座を受けて「よかった!」と思った点を書いていきます。

資料がわかりやすく、説明もスルスル入る!

まず、座学で使われる資料が非常にわかりやすいです。

資料の内容をなぞりつつ、プラスアルファの解説を音声で入れてくれる感じで、講座を見ていなくても「あれってどういうことだっけ?」と資料を見れば「そうだった!」と思い出せるレベルの親切さ。

その資料も文字ばっかり書いてあるのではなく、適切な図(絵)と一緒なので、見やすさ+理解しやすさがすごいです。

声が聞き取りやすくわかりやすい!

先生の声が非常にハキハキとしていて、聞き取りやすいのも個人的に嬉しいポイントでした。

私はあまり耳から情報を入れたくない+講座はできれば早送りしたいタイプなのですが、先生は1.5倍速でもキレイに聞き取れます。

海外の講師であれば字幕を追えばいいのですが、日本人講師ですと字幕がないため、どうしても耳からの情報が必須です。

講師の方の声/喋り方と相性が悪いと講座自体を受講する気がなくなることもあるのですが、梵辛先生は全くそんなことがありませんでした。

コマ割りや話の作り方が本当に本当に役立った

もう家宝にしたいと言ってもいいレベルに役立ちました。

1ページにどういった要素を入れればいいか、それは1ページ1コマ、2コマ、3コマ…の時にはどうすればいいかを、実例と共に出してくれます。

先生の理論を意識していれば自然と1ページの見せ方もうまくなりそうだなと確信。

また、もう一つ本当に目からウロコだったのが「話の作り方」でした。

短編(1ページマンガ)から長編(単行本何冊分も)までで「どこを切り取るべきか」を明確にしてくれ、さらに「このシチュをマンガにしたい」という際に1コママンガならこう、2コマならこう、2Pなら、4Pなら…というエピソードの膨らまし方は「なるほど~~~!!!!」しか言えませんでした。

ただ漠然と「4Pだからこうかな」っていう考え方から「このシチュだからこれとこれを足して4Pにするかな」と、1ページに入れる内容の濃さや説得力が変わりました。(自分の中で)

メンタル面でもそっと後押ししてくれる優しさ

描き続けていくためのメンタル面でのアドバイスも講座の中に含まれています。

SNSをどう使うか、自分が不得意なところをどう見せないようにするか…など、誰もがぶつかるであろう壁の前に来た時に思い出したい言葉がたくさん。

特にSNS展開を考えている方にとっては重要だなと思えるポイントも多かったです。

「もうちょっとこうしてほしかった!」は…ない!…けど。

「もうちょっとこうしてほしかったなあ」という点は、正直ありません!

それくらいもうマンガのノウハウとしてありがたかった…!!

ただ、懸念点というか注意点はありますので、そちらを簡単に。

「絵を描くことには慣れている」方向け

この講座では、絵の描き方などは一切出てきません。

すでに絵は描けるけど、マンガを描いたことがない方向け」と言えます。

ただ、マンガを描く上でのノウハウはすごいので、これから絵も含めてマンガを描いてみたいという方でも、持っておいて損はない講座だと思います。

その際は別に絵の描き方の講座を購入するなり、Youtubeを見るなり、教本を買うなりすればいいかなと。

モノクロの描写テクニックは少ない

こちらも絵に関してのことですが、モノクロ描写のテクニックは少ないです。

少女漫画だとこういう傾向、少年漫画だとこういうペンタッチ…といった、説明のための図解などは出てきますし、先生が「自分はこの立ち位置においている」といったことはお話に上がります。

しかし「このペンを使うといい」「こういうタッチで描く」「トーンはこういう場所で使う」といった、描写に関するテクニックの話はほぼないと言っていいです。

あくまでマンガを描くための構造、骨組み部分に重点を置かれていると考えてください。

こんな方におすすめ!

こちらの講座は、「こんなことを学びたい!」と思っている方におすすめです。

マンガの基礎を学びたい方

マンガを描くに当たって必要な知識や、構成するにあたって知っておくといい情報がしっかりと網羅されています。

「そのうちマンガ描きたいんだよなあ…」と思っている方でも、見るだけで「あ、マンガ描けるかも?」という気持ちになれるレベル!

それくらい、マンガに対してのハードルが低くなります。

イラストは描けるけどマンガに繋がらない方

イラストは描けるんだけど、マンガってなんか難しそう…と思っている方にはピッタリ!

1枚イラストをマンガに再構成する方法をはじめ、イラストとして描きたい部分から派生してマンガにする方法など、「絵を描いているからこそマンガが…」という方に強くおすすめできます!

SNSでマンガ展開をしたい方

今後SNSでマンガを投稿していきたいという方は、先生の過去の実践方法から効果的なSNSの投稿方法などを解説してくれています。

SNSは正直水物なので、その時点ではそう…という知識で終わる部分も正直ありますが、
先生の解説は非常に地に足がついたものとなっており、さらに「SNSから商業につなげる方法」をしっかりと説明してくれていますので、SNSでバズってスカウトを目指したい!という方にも有用かと思います。

総評・まとめ

SNS部分にも興味ありつつ、マンガの構成や構図についてもっと学びたい!と思って購入しましたが、ドンピシャな部分をしっかりと解説してくれて、個人的に大当たりな講座でした。

「これからマンガを描いてみたい」という方はもちろんのこと、
すでに描いている方でも「演出面でちょっと悩みがある」「描きたい話はあるがなかなかネームが進まない…(←これは私)」といった悩みが解消できると感じました。

一緒に手を動かすタイプではなく、座学(知識)中心、かつ講座時間も全体で15時間程度とコンパクトなので、100日1万円などの期間限定で学びやすい点も個人的には◯でした。

学べばすぐに意識して取り入れられるテクニックばかりなので、マンガを描く心理的ハードルがぐっと下がること請け合いな講座だと感じました!

重要なポイントがさっくりまとまってるの神!

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