
「キミ、とってもステキだね」
繁華街にでかけた帰り道、突然後ろから声をかけられた。
振り向くと、少し個性的な格好をした、
少年とも少女ともつかない子が、自分の顔をまっすぐに見つめている。
「ボク、キミみたいな見た目になりたかったんだぁ」
こちらの反応を待たず、その子は一方的に喋り続ける。
見た目とはなんのことか。
自分のような容姿になりたかったのか、それとも服装のことか。
「だからさ、真似してもいい?」
そこまで言うと、その子はこちらの返事を促すように、少し首をかしげる。
真似をする、というのだから、多分髪型や服装のことだろう。
そんなこと、わざわざ許可を取らずとも好きにすればいいのに。
……見た目に反して、とっても真面目な子なのかもしれない。
それくらい好きにすればいい。
そう思って、「いいよ」と答えた。
「ほんと?ありがとう!」
お礼を言った瞬間、その子の身体が歪んだように見えた。

「……え?」
思わず目をしばたたく。
一体、何が起きて――――
「あリがと。
らいシュうは キミノ すがタで まちに アそびに イくね?」

君は、なにを、いっテ―――
……これ、病み絵じゃなくて狂気の絵じゃねえか!!
って自分で突っ込まざるを得なかった差分です(その割に清書はした)。
3枚連続で並べるのも面白くないし、3枚目見て気分を悪くする方がいたら嫌だなあとも思ったので、こんな感じになりました。
病み絵はもっと勉強します!
今なら病み絵っぽいのが描けるのでは!?と思いました。
できませんでした。
これはどっちかと言えば地雷系……?
らくがきに毛の生えたくらいのですが、せっかく描いたし差分も作ったので!
差分はちょっと人によっては「こっわ」「きっも」ってなるかもしれないので、
少し下の方にスクロールしてください!
せっかくなので、少しだけ物語仕立てっぽく。